市消防本部が夏休みを目前に控えたこの時期に、市内幼稚園と保育園の年長児で構成される「幼年消防クラブ」を対象にした花火教室を開催した。
安全に楽しむ方法と、誤った取扱いによる危険性を園児たちに学んでもらう取り組み。各園に消防職員が出向き、花火の持ち方や準備などを教えている。
今年も実際に花火を行いながら、「大人と一緒に遊ぶ」「人に向けたり、燃えやすいものを近くでやらない」「水バケツを必ず用意し、遊び終わったら水につけて完全に消火する」など、花火をする時の基本をレクチャー。間違った遊び方をする園児には「危ない、そのやり方はダメだよ」など、的確な注意が行われた。
「夏の最も代表的な風物詩である花火。事故や怪我がないよう大人の監視のもと、正しい使用方法で安全に楽しんでほしい」と市消防本部では話している。