市社会福祉協議会が釜石市社会福祉協議会協力のもと、7月22日に天神町仮設団地自治会・復興公営住宅自治会との共催で「第5回釜石&綾瀬夏の交流祭り」を催した。
これは2011年から行っている東日本大震災被災地支援活動「綾瀬発・釜石応援プロジェクト」として実施しているもの。今年もボランティアを募り、岩手県釜石市を訪れた。
恒例となった「いがったんたら」のウェルカムダンスがオープニングを飾り、参加したボランティア全員で綾瀬の幸のバーベキューや、やきそば、綿菓子などでおもてなし。寄付で集まったチーズやソーセージ、高座スイカも振る舞った。
当初、仮設団地の支援から始まったが、公営住宅における交流機会創出へと形を変え、新たな課題も見えてきているという。「震災から7年。まちのインフラ整備は進行していますが、生活する方々の思いに触れ、『忘れないこと』の大切さを改めて実感しました」と市社協では話している。