綾瀬版 掲載号:2018年5月25日号 エリアトップへ

間もなく収穫時期を迎える綾瀬市園芸協会トウモロコシ部会の部会長を務める 山田 英毅さん 落合南在住 50歳

掲載号:2018年5月25日号

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”菜速”に込めた熱意と思い

 ○…綾瀬の初夏の風物詩、トウモロコシ畑。例年6月中旬から7月中旬にかけピークを迎えるが、今年は強風の影響で生育が遅れている。と思えば一転、急な気温上昇で一気に成長が進む恐れがあり、管理が非常に難しい状況にあるという。しかし北海道への出荷など、近年高い評価を受ける綾瀬のトウモロコシを楽しみに待つ消費者のため、畑仕事に余念がない。

 ○…県の指定産地になっている綾瀬はブロッコリーを作る農家が多く、家業を継いだ当時、トウモロコシは秋までの繋ぎでブロッコリー畑を作るための前作でしかなかった。この状況に父と口論になることもあったが、10年以上かけ少しずつ変えていった。「若い自分を部会に行かせてくれた父や、話を聞きやらせてくれた先輩方のおかげ」。組織の柔軟さに、感謝の念を滲ませる。

 ○…綾瀬で生まれ育つ。綾瀬市役所に勤めたが一念発起し、34歳で家業に。3人の娘の父で、趣味はスポーツ観戦。高校時代にやっていたラグビーが好きで、6年前に娘が明治大学ラグビー部のマネージャーになったのを機に、観戦を再開した。「まさか娘がラグビーに関わるとは思わなかった」と、嬉しそう。今では仕事のいい息抜きで、ワールドカップの日本開催を心待ちにしている。

 ○…市がシティプロモーションで打ち出す「菜速」。収穫から6時間以内に首都圏の店頭に並べる取り組みにおいて、鮮度の差が出やすいトウモロコシは大きな武器になる。これをより周知するためJAや行政と協力しての市外での対面販売やポスター作製、メディア露出への対応など、広報活動にも力を入れる。「鮮度で勝負できるレタスやトウモロコシを軸に綾瀬野菜の付加価値を上げ、ブランド化していきたい」と意気込みを語った。

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