「ネイチャーシップ2018」を実施する綾瀬青年会議所(JC)NRF実行委員会の委員長を務める 長尾 賢一さん 寺尾中在住 40歳
思い出に残る楽しい企画に
○…ネイチャーシップは、JCが長期ビジョンとして掲げる青少年育成の柱の事業。郷土愛・家族の絆・思いやりの心を育むことを目的に、1泊2日のキャンプを実施する。今年は綾瀬の歴史などを学び、郷土愛を育む「ウォークラリー」に力を入れた。謎解きを取り入れたミステリー仕立ての企画。「親子、仲間と力を合わせ、楽しみながら綾瀬のことを学べます。絶対いい思い出になる」と自信を覗かせる。フルコンプすると、後日楽しめる仕掛けもあるそうだ。
○…工務店「(株)ユニバーサル」の代表取締役。顧客との会話でJCの話を聞き、興味を持った。加入している友人にすぐ連絡を取り、入会。最初は何をすればいいかわからなかったが、一昨年の神奈川ブロック出向が転機に。他地区のJCメンバーと出会うことで考え方が変わり、JC活動が楽しくなった。「色々な考え方に触れ、自分の意識が変わったと感じる。入って良かった」と笑顔を見せる。
○…大和市出身。美容師の妻と愛猫2匹と暮らす。綾瀬西高校卒業後、手に職をつけるため大工に弟子入りした。22歳で同業に転職し、35歳で家を建て綾瀬に。これを機に独立し、現在に至る。趣味は誘われて最近始めたゴルフ。打ちっぱなしだけでなく、事務所に忍ばせたパター練習道具でコツコツ練習している。
○…本番まで残り1カ月。下準備は順調に進み、ここから本格的な準備期間に突入する。「様々な団体も、とても好意的に協力してくれる」と話す一方、行政との連携での課題を残す。「この取り組みを発展させる上で、もう一歩踏み込んだ行政との協力体制が必要ではないかと強く感じる。JCも実績を作り、いかにそこを強化していくか」。綾瀬の青少年の未来を見据え、力強く語る。