埼玉県熊谷市で国内観測史上最高の41・1度を記録し、総務省も急きょ7月を熱中症予防強化月間とした7月。全国で熱中症の搬送が相次ぎ、綾瀬市内でも急増している。
市消防本部によると、7月25日までの搬送件数は熱中症疑いを含め27件。6月半ばから徐々に増え始め、7月は昨年同時期に比べ21件増加した。うち、住居など屋内からの搬送が14件と約半数を占めている。
気温の高い状態は8月上旬まで続くとの気象庁の発表を受け、市消防本部ではこまめな水分補給や、日陰などでのこまめな休憩、室内でのクーラーの効果的な使用などを呼びかけている。