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綾瀬 人物風土記

公開日:2019.01.25

昨年末の綾瀬市イルミネーションでプロジェクションマッピングを手掛けた一人
鈴木 裕太さん
平塚市在住 21歳

「自分の力で人を楽しませたい」

 ○…昨年末の綾瀬市イルミネーションで、市役所壁面に映し出されたプロジェクションマッピング。その映像制作に中心メンバーとして携わった。ゼミの教授から「やってみないか」と持ちかけられたが「全く知識がない所からの挑戦だったので不安でしかなかった」と当時を振り返る。東京駅やディズニーランド、ハウステンボスなどの大掛かりな作品がインターネットなどで観ることができるだけに「あのような凄いものを想像されていたらどうしよう」とプレッシャーも大きかった。製作期間2カ月。約4分半の映像が実際に投影されたのを見て「それなりに形にはなったのかな」と安堵の表情を浮かべた。夏のイベントでも依頼が来る可能性も。不安半分・期待半分だが「見ている人にインパクトを与えられるものができたら」と前向きに考えている。

 ○…3、4歳からコンピューターゲームが大好き。ゲームのストーリーの面白さや映像の綺麗さだけでなく仕掛けられたギミック(からくり)に心を奪われた。「自分も作ってみたい」と中学の頃からゲームを作る環境のある湘南工科大の進学を夢見ていた。「自分の名前でゲームを出し、多くの人に楽しんでほしい」

 ○…趣味はロードバイクでのツーリング。年に数回は友人と遠出する。「最近は体を動かすことが少ないのでリフレッシュになる」とはにかむ。

 ○…4月から4年生。周りでは本格的に就職活動をする友人もいるが「マイペースなので。多少遅れてもいいかな」と慌てる様子はない。夢のゲーム制作ができる会社を志望しているのかと思いきや「ゲーム作りは専門の会社に就職しなくとも個人でもできる。それより、学生のうちに技術力を蓄えたい」と自身のレベルアップを第一に最後の学生生活を楽しむつもりだ。

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