任期満了に伴い、3月29日告示・4月7日投開票の神奈川県議会議員選挙で、定数1の綾瀬市選挙区は現職で自民党の綱嶋洋一氏(51)以外届け出がなかったため無投票となり、同氏が2期目当選となった。
現職以外の立候補予定がなく無投票と思われていた選挙戦。しかし告示前日の28日に、出馬の意向を示す候補者が選挙管理委員会を訪れたという情報に、綱嶋陣営は緊張した空気に包まれた。告示日当日に支援者らと固唾を呑んで見守っていたが、規定時間内に書類が提出されなかったため、無投票での当選が確定的になった。
選挙日翌日の4月8日、市オーエンス文化会館で「神奈川県議会議員つなしま洋一報告会」を開催。集まった支援者の前で綱嶋氏は「今回の選挙期間は他の候補者の応援で他市の話を聞く機会が多く、その中で綾瀬の良さを再認識しました。綾瀬市の持つポテンシャルとモチベーションを一つでも多く形にして皆さんに示すことが自分の役目なので、これからの4年間、綾瀬のために必死に働く所存です」と話した。