映画やドラマ等の撮影を市内に誘致する取り組み「綾瀬ロケーションサービス(LS)」は、2014年に発足した。「何もない」から始まった官民一体の挑戦は、目標の一つであったALL綾瀬ロケ作品でレッドカーペットを歩くまでになった。
綾瀬LSは、市民有志団体「あやせ市ブタッコリ〜ロケ隊」(通称・ブタロケ隊/比留川実総合リーダー)が中心となり運営されている。同隊にはロケ部会とグルメ部会があり、グルメ開発には商工会が協力。また、市が問合せ窓口を務めるなど官民一体の成功事例として、注目を集めている。
都心からアクセスしやすい好立地と、撮影に使いやすい「何気ない風景」の多さ、制作サイドのクリエイター心をくすぐる自虐的な売り込み文句、対応の良さなどが反響を呼び、1年間で専門家から見ても驚異的な実績を上げる。その後、ふるさと甲子園入賞を皮切りに多くの賞を受賞するなど成長を遂げている。