5月20日に国外から転入があった外国人に、誤った個人番号入りの住民票の写しを交付していたことを市が明らかにした。
転入処理は、以前に個人番号の登録がされた住民かを確認後、住民登録を行なう。今回の件は住民基本台帳ネットワークで個人番号を本人のものと確認したため、付番した住民票の写しを発行した。その際、本人から「日本に入国した覚えがない」とあり、入国管理局に文書照会したところ新規入国者と判明した。
今回のミスはアルファベット一字を誤り「同名」とした人の生年月日と性別が同じだったため、職員が「同一人物」と認識してしまったことが原因。これに対し市は「よりチェック体制を強化し、疑いを持った場合は確認が取れるまで保留するなどの対策を講じ再発防止に努める」としている。