神奈川県商工会青年部連合会の第33回主張大会が11日、松田町であり、県央ブロック代表で出場した綾瀬市商工会青年部の柏木秀一さん(32)=小園・清掃業が2位に入った。
10分スピーチ
主張大会は、青年部員が日頃の地域活動で経験したことや、その中で得たこと、自らの事業に活かしたことなどを10分間のスピーチにまとめ発表し、得点を競う全国規模の大会。県大会で最優秀賞を獲得した人が9月の関東大会へ進み、関東で最優秀賞に入ると12月の全国大会に出場できる。
もっと地域貢献
県央ブロックで最優秀賞に輝きこの日の県大会に出場した綾瀬市商工会青年部の柏木さんは、入部2年目に託された会員増強のイベントで、自ら企画した「肉フェス」で15人の部員加入につなげたことや、4年目にあった綾瀬市商工会青年部の「桜まつり」で新たな取り組みに挑戦し、来場者数を1・7倍に増やしたことなどをもとに主張を展開した。
スピーチでは「青年部の経験で地域貢献の大切さを実感し、消防団や自治会活動にも参加するようになった」ことや「青年部での経験が自らの事業拡大のきっかけにもなった」「1人ではできなかったことも仲間と一緒にやることで大きなに結果につながる」などと述べ、今後も意欲的に地域活動へ取り組むことを誓った。
先輩がねぎらい
2年前に県で優勝し、柏木さんにアドバイスを送ってきた小林太紀さん(36)=深谷中・建築業は「練習の時よりもいい出来だった。この経験を今後に生かしてほしい」と後輩にエールを送っていた。
最優秀賞は伊勢原の幾田聡さん(35)=不動産管理業、3位は湯河原の安藤徹也さん(35)=保険業だった。幾田さんが神奈川県代表として関東大会(千葉)に出場する。
綾瀬商工会青年部では8月24日に花火大会を開催する。会員も募集中。問い合わせは事務局【電話】0467・78・0606、担当/沖田さんへ。