60歳以上の市民を対象とする「綾瀬シニア劇団」を神奈川県と綾瀬市が旗揚げする。8月15日から31日の間で劇団員を募集し、20人程度で活動を始める。県が取り組む「共生共創事業」の舞台芸術関連事業として、綾瀬市と横須賀市でシニア劇団が立ち上がる。
2018年度から県は、横浜市中区の県民共済みらいホールを主な拠点として神奈川芸術劇場(横浜市中区)と公益財団法人神奈川芸術文化財団(同)などと「共生共創事業」を進めている。
綾瀬シニア劇団は9月7日に説明会と演劇体験のワークショップを開き活動がスタート。9月22日から稽古が始まる。
年内は週1回程度の稽古を重ね、発声やダンス、歌、楽器を使わない演奏表現や空間把握、演技実践を基礎から学ぶ。横浜を拠点に活動する劇団から講師を招く。
応募資格は県内在住在勤の60歳以上で稽古場となる中央公民館などに通え、週1〜2回の稽古に参加できる人。演劇の経験は不問。参加費4千円。12月19日に中間発表、2020年3月14日と15日に県民共済みらいホール(横浜市中区)で成果発表公演がある。
申し込み、問い合わせはシニア劇団事務局【携帯電話】070・6977・1148(ファックス045・777・1816)へ。