45年間にわたりハワイ留学スクールを経営し、市内で英会話教室を開く大山ブーンさん(72)がこのほど、教室の生徒らと作成した無料配布冊子「おばちゃん英会話」40冊を市に寄贈した。
大山さんは綾瀬に20年通い、文法にこだわらない「ハワイ流の移民英語」をシニア世代を中心に教えている。「プライドがなくかわいい、英会話の上達にはぴったりのおばちゃん」になぞらえ、簡単な英単語を並べた400種類の会話を収録した無料冊子を5千冊つくり希望者に配布。今年10月にテレビ番組で紹介され、全国から問い合わせが殺到している。
この日は綾瀬の生徒ら約20人で市役所を訪れ「オリンピックを契機に楽しく英語を話してほしい」と話し、古塩市長に本を手渡した。