相模鉄道とJR東日本が進める「相鉄・JR直通線」の運行が11月30日に始まった。
相鉄線「西谷駅」(横浜市保土ヶ谷区)とJR貨物「横浜羽沢」(横浜市神奈川区)を結ぶ2・7キロの連絡線を新たに敷設し、「羽沢横浜国大駅」を開業。相鉄線とJR線が相互に乗り入れることで直通運転が行われる。当初は2015年までの開業を目指していたが用地取得の難航などによる2度の延期を乗り越えこの日を迎えた。
これにより「海老名」「かしわ台」「さがみ野」「相模大塚」から「武蔵小杉」や「大崎」「恵比寿」「渋谷」「新宿」など都心へ乗り継ぎなしでアクセスでき、「海老名」から「武蔵小杉」まで最短36分、「大和」から「渋谷」は45分となる。
相鉄は2022年度内の東急線との相互乗り入れにも着手し、開業が期待されている。