あつぎ鮎まつり 花火大会に有料席
厚木市はこのほど毎年8月に開催する「あつぎ鮎まつり」の花火大会で、今年から有料観覧席を設けると発表した。
有料席は三川合流点内に例年設けられている協賛席の隣接スペースで、打ち上げ地点からは200m、フィナーレのナイアガラからは100mの場所にある。
市によると、有料席導入は近年多くの花火大会で有料席が設けられていることを受けたもの。鮎まつりの実行委員会でもイベント自体の予算が厳しくなる中、有料化についての議論が以前からあがっていたという。
そんな中、昨年ビール会社が花火大会観覧席のプレゼントを企画。100席に1万通の応募があった。場所取りの必要のない観覧席の需要があると判断した実行委は各地の花火大会を視察し、有料席導入を決めた。席は全席指定で2000席を用意。料金は2500円で、売上は個人協賛金扱いとし、当日の会場警備や設営費用に充てる。
反響が大きかったビール会社の企画は無料の招待席で、今回の有料観覧席にも同規模の応募があるかは未知数だ。市民の間には「金持ちのため」、「有料観覧席より車いすの人など、会場に来づらい人を招待しては」という声もある。また、大人・子どもに関係なく、均一料金という設定に疑問を投げかける人もいる。市観光振興課は「現在は1万円の協賛につき3人分の席を用意することや、他市の大会の金額を参考にした」と話している。
購入はセブンイレブンにて。購入者には「あゆコロちゃん」レジャーシートが当日配布される。チケットに関する問合せは、あつぎ鮎まつり実行委員会【電話】046・295・5496へ。
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |