愛川・清川版 掲載号:2014年6月6日号 エリアトップへ

清川自然観察会で30年にわたり活動を続けている 藤田 千代子さん 清川村煤ケ谷在住 63歳

掲載号:2014年6月6日号

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歩くほど村が好きに

 ○…道端に転がっていたというムクロジの実を手に「これは表の皮をむくと黒っぽい玉のようなものが入っていて、羽根付きの追羽根なんかにも使われるんですよ」とにこやか。近所の仲間を誘って自然観察を始めて早30年。これまでに村内だけでもおおよそ植物1500種、鳥100種以上を確認してきた。毎週金曜日が主な活動日。村内は小道に至るまで歩き尽くして見慣れた場所がほとんどだが「歩けば歩くほど清川村が好きになっていく」と。

 ○…自然観察にハマったきっかけは「気になることは調べずにはいられない」という性分によるところが大きい。最初は近所の仲間を誘い、ガイドブック片手に鳥を見て満足。しかし、そのうち鳥がとまる枝が気になり出し、道端の植物もほっとけなくなった。散策後の文献漁りは習慣となり、それでも飽き足らず、近隣市のサークルに学ぶこともあった。足で知識を稼ぐ活動は、県の植物誌や村の野草などを紹介する「清川村の花図鑑」作成に参加することにもつながった。

 ○…詳しすぎるガイドでもある。時に子ども会行事などで自然観察会に同行することがあるが、歩いていても目の前に広がる事象が気になって仕方がない。その1つ1つを説明しているとなかなか前に進めない。それでも何でも教えてくれる大人は子どもたちから評判で、いつもの散策をしていると「植物のおばちゃん、またねー」などと声をかけられることもしばしば。

 ○…頻繁にバスが通るエリアではないが、仮に一本逃しても全く気にならない。あたりを見渡せば「その季節ならではの世界が広がっているから時間なんてすぐ」といたずらっぽく笑う。鳥に植物、山野草と守備範囲は広いが、一番好きなのは小さくてかわいらしい草のような花。一方でイネ科の「うぁっとした感じ」は苦手。散策は健康づくりにも一役買っていて元気いっぱい。最近、頭の体操にと俳句を始めたそうだ。

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