清川村の煤ヶ谷駐在所に3月5日、渡部信二巡査部長(54歳)が着任した。警察官として30年のベテランだが、駐在所勤務は初。清川村について「緑が多くて水が美味しい。子どもたちも挨拶がしっかりできて、人の温かみがある良い所ですね」と笑顔で話す。
渡部巡査部長は横浜市旭区出身。父親と兄が警察官で、若い頃は「お前も警察官になるんだ」という父親の言葉に反発して、大学卒業後民間の会社に勤務した。しかし、地元神奈川に貢献し続けられる警察官の仕事に魅力を感じ、心機一転、警察学校へ。警察官となってからは港南警察署や高津警察署、戸部警察署など横浜市や川崎市で勤務した。
都市部では事件や事故の件数が多く、時間に追われる多忙な日々だったが、清川村での勤務は「時間に余裕を持てるので、人と接する時間が長くなりました。何か説明をする時も丁寧に行うことを心掛けています」と渡部巡査部長は話す。
お子さん二人は成人し、駐在所では一人暮らし。テニスとバイクが好きで、特にバイクは高校生の頃から乗り続けているという。現在も大型バイクが2台あるが、「最近は少しご無沙汰です」と苦笑する。
着任以降、昼夜のパトロールなどで清川村の安全を見守る渡部巡査部長。「地域の人が安心できるように、活動をしていきたい」と表情を引き締める。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |