愛川町は４月１日付けの人事異動を発令した。対象は総勢１７３人で、部長級は６人、課長級は14人。
今回の異動では、町の組織体制にも変更がある。
多発する自然災害をはじめ、発生が懸念される巨大地震や感染症などの被害を最小限に抑えるため、「危機管理室」を新たに設置する。既存の部に属さず、各部署との調整や横断的な対応など、危機管理を統括する部門として機能する。
また、子ども・子育て支援新制度に対応するため、民生部を再編する。事務全体を効率的に実施するためで、民生部保健福祉部門の担当を見直しする。
さらに、現行の「マーケティング室」を企画政策課へ統合する。総務部企画政策課が策定を進める「総合計画後期基本計画」や「地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略」と、マーケティング室が目指す地域経済の活性化や町の知名度・イメージアップ戦略策について、お互いに密接な連携のもと、総合的に推進していくという。
課長級以上の異動は次の通り（カッコ内前職・敬称略）
【部長級】
▽総務部長／白井幸夫（農業委員会事務局長）▽環境経済部長／大成敦夫（総務部参事（兼）総務課長（兼）選挙管理委員会事務局長）▽建設部長／橋本和明（環境経済部長）▽会計管理者／和田弘之（民生部参事（兼）住民課長）▽農業委員会事務局長／沼田孝作（教育委員会参事（兼）教育総務課長）▽監査委員事務局長／高橋浩一（同局長）
【課長級】
▽危機管理室長／染矢敬一（環境経済部環境課長）▽総務部総務課長（兼）選挙管理委員会事務局長／小野澤悟（民生部国保医療課長）▽総務部行政推進課長／小倉正（同課主幹）▽民生部国保年金課長／脇嶋幸雄（建設部下水道課長）▽民生部住民課長／澤村建治（議会事務局専任主幹）▽環境経済部環境課長／小島義正（教育委員会スポーツ・文化振興課長）▽建設部道路課長／大貫健（同課技幹）▽建設部下水道課長／家城博昭（同部道路課長）▽教育委員会教育総務課長／山田正文（同生涯学習課長）▽教育委員会生涯学習課長／片岡由美（総務部行政推進課長）▽教育委員会スポーツ・文化振興課長／相馬真美（マーケティング室長）▽消防署本署警備第二課長／石川省吾（同警備第一課主幹）▽環境経済部環境課専任主幹／亀井敏男（民生部国保医療課主幹）▽消防署本署警備第二課専任主幹／新倉哲夫（同警備第一課主幹）
【退職】（３月31日付 部長級以上）
▽平本和男（建設部長）▽小笠原年洋（会計管理者）
清川村は総勢38人
清川村の人事異動は総勢38人。参事級は２人、課長級は２人。国の「地方創生人材支援制度」を活用し、国土交通省から派遣された小池信行参事が村の活性化に向け２年間勤務する。
課長級以上の異動は次の通り（カッコ内前職・敬称略）
【参事級】
▽参事（兼）議会事務局長（兼）監査委員書記長（兼）固定資産評価審査委員会書記／川瀬佳正（議会事務局長（兼）監査委員書記長（兼）固定資産評価審査委員会書記）▽参事／小池信行（国土交通省）
【課長級】
▽税務住民課長／平田勝彦（税務住民課担当課長）▽まちづくり課長／大矢正（まちづくり課長（兼）土地政策係長）
【退職】
▽山口陽一（総括参事）▽高橋修次（参事兼税務住民課長）
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