愛川町文化会館で9月3日、中津小学校、高峰小学校、愛川中学校の3校のPTAが合同講演会を開催した。今年で30周年を迎える人気児童書「かいけつゾロリ」の作者である原ゆたか氏が講師に招かれ、誕生秘話やストーリーの作り方などを語った。
講演会にはPTA会員の保護者や教員だけでなく、子どもたちも参加。会場には約110人が集まった。
「本が嫌いな子でも、かいけつゾロリだけは読む」ともいわれる人気作品のかいけつゾロリ。講演では、読みだしたら止まらなくなるような、本をめくりたくなる仕掛けや工夫のほか、作品づくりに子どもの頃の体験談が役に立っている話などを紹介した。
また、大人が要求することと子どもの希望の違い、ひとつのことをやりきる重要性など、教育に関する話題もあがった。大人も子どもも引き込まれる講話のあとは、サイン会なども行われ、交流を深めた。
参加したPTA会長からは「子どものうちにいろいろな体験をすることが重要であると再認識した」との感想があがった。
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