愛川町が9月6日から、スマートフォンやパソコンなどを利用して育児の記録を登録・管理できるアプリ「電子母子手帳」のサービスを開始した。
これは、神奈川県がモデル事業として導入したもの。愛川町のほか、横須賀市、鎌倉市、逗子市、伊勢原市、寒川町、大井町、松田町が参加している。
電子母子手帳では、アプリ内に子どもの身長・体重・予防接種の履歴、写真などを登録できるほか、必要な予防接種や乳幼児健診などのスケジュール、町ホームページに掲載されている育児情報などを確認することができる。
アプリを通じていつでも子育て情報を受け取れるほか、予防接種については接種日が近づくと事前にアラート機能で通知できるなど、スケジュール管理を簡単にできるメリットがある。
また、子どもの身長・体重をスマートフォンでグラフ化することができ、保護者と離れて暮らす祖父母などと成長記録を共有することも可能だ。
さらに、県の「マイME-BYOカルテ」と連動し、お薬情報なども一覧で管理。データのバックアップがされるので、災害時などにも役立つという。なお、既存の冊子版母子健康手帳の代替となるものではないため、電子版は冊子との併用となる。利用料は無料(通信料は利用者負担)。
愛川町では2015年度、258冊の母子手帳を発行している。電子版の導入に伴い、愛川町のホームページからのダウンロードが可能となっている。
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