清川村が整備を進めていた子育て世代型の村営住宅「プレミール中根」が完成し、3月2日から9日にかけて入居希望の申請受付が行われた。
同村営住宅は、地域活性化や地域コミュニティーの向上を目的に村が整備を進めてきたもの。村内の人口減少や少子高齢化の対策として、村外からの定住促進を図るため、今年度1億円の予算をかけて煤ヶ谷に2棟を整備した。
住宅の構造は軽量鉄骨造2階建てで、1棟に2戸が入居するメゾネットタイプ。間取りは2LDKで、延べ床面積を約80平方メートルと広く確保しているのが特徴だ。子育て世代獲得を視野に入れ、入居資格者は世帯主が45歳以下の子育て世帯等が対象。村外からの入居希望者を優先して選定するという。
村まちづくり課によると、募集期間中の3月7日現在で、既に数件の申し込みがあったという。
村では「耐震性に優れており、家族で暮らすのに十分な広さにしました。中根の住宅は幼稚園や小学校、中学校にも近い。子育て世代の方たちに住んでいただき、ゆくゆくは村内に土地を探して、定住していただけたら」と話す。
村外からのさらなる移住者獲得に向け、村では来年度、同様の村営住宅を5棟10戸分整備する方針で、約2億5千万円の予算案を組んでいる。村では「今回の中根の住宅では周知や募集の期間が短かったので、来年度は期間なども検討していきたい」と話す。
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