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愛川高校 自衛消防組織が発足 全国的にも珍しい取り組み

社会

掲載号:2017年6月9日号

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発足式での記念撮影
発足式での記念撮影

 県立愛川高校の生徒40人で構成される「愛川高校ファイヤーガードクラブ」が結成され5月29日、同校で発足式が行われた。高校生による自衛消防組織は全国的にも珍しく、同校の消防力強化と、若い世代への消防・防災意識高揚に期待が集まる。

 愛川高校ファイヤーガードクラブは、同校の1年生から3年生まで、男女40人で構成される。

 校内の既存の委員会である「防火防災委員会」を母体としており、同校の自衛消防力向上のほか、将来、消防団員などとして地域防災を担う人材の育成を目的としている。企業などで自衛消防組織を設置する例は多いが、高校では全国的にも珍しいという。

 発足式では、クラブのメンバーであることを示す専用の帽子が町から貸与された。あいさつに立った小野澤豊町長は「皆さんには、学校生活の中で防火・防災のリーダーとして先頭に立ち、学び舎を守っていただきたいと思います。自分たちの地域は自分たちで守る、自分たちの学校は自分たちで守るという気概を持ってがんばってください」と激励した。また、同校の尾本一則副校長は「町、地域、学校が一体となったこのような取り組みは全国でも先駆けとなります。在校中はもとより、卒業後もそれぞれの地域や職場で、防火・防災のリーダーとなってください」と話した。

 クラブのリーダーである栁川佑人さん(3年)は「地域に貢献できるように、活動をがんばります。リーダーとして、訓練がめりはりのある、実践的なものになるようにしたいと思います」と話した。

 同クラブのメンバーは、学校敷地内で火災が発生した際に消火器や屋内消火栓を使用して初期消火を行うほか、校内で急病人が発生した際のAED(自動体外式除細動器)による救命処置を行う。今後は、町消防署員の指導による消防器具・AEDの操作訓練が行われる予定で、訓練を通して技術の習得や消防団についての理解を深める。

防災意識の高揚に期待

 地域の迅速な消火活動の要となる「消防団」だが、人員不足は全国的な課題となっている。愛川町では、消防団員の定員は231人だが、5月1日現在の団員数は198人と、33人不足している状態だ。

 今回のファイヤーガードクラブ発足について、町消防本部では「活動を通して消防への興味や、地域貢献についての関心を高めてもらい、地域防災の担い手を育成できたら」と期待を寄せる。
 

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