新春恒例、愛川町最大のスポーツイベント「愛川町一周駅伝競走大会」が1月7日、開催された。選手たちは澄み切った冬の愛川を疾走。レースは序盤からトップに躍り出た細野区Aが3連覇を飾った。
三増公園陸上競技場をスタート・ゴールに、町内約27キロメートル7区間で競う同大会。今年で63回と長い伝統を誇る。
町内の21行政区(自治会)が出場する第1部は23チームがエントリー。友好都市長野県立科町や町内の企業、厚木警察署、学校などが出場する第2部は22チームが出場した。
選手たちは午前9時45分の号砲で一斉にスタート。第1区で先頭に立ったのは2部参加の立科町。第1部では三増区Aが2位につける。細野区Aは奥山瑛玄選手が7位で走り、第2区の中武泰雅選手に襷を繋ぐ。ここで中武選手が区間1位の走りでトップを奪うと、その後は第3区の石森彩香選手、第4区の中武泰希選手が盤石に繋ぐ。そして、第5区の秋吉元選手、第6区の澤口誠選手、第7区の苅田広野選手の3人がともに区間1位の独走で強さを見せつけた。
今年の箱根駅伝で総合8位になった拓殖大学のアンカーとして出場した苅田選手は、今回が最後の町一周駅伝参加だという。「昨年の自分の記録を更新することを目指していましたが、20秒ほど遅れてしまいました。ですが、気持ちよく走れてよかったです」と爽やかな笑顔をみせた。
細野区の小正博文総監督は「宣言通りに3連覇できてよかった。選手たちが『大丈夫』と言っていたので信頼していました。苅田選手は大きな力でしたが、細野区は選手層も厚いので、来年も頑張っていきたい」と話した。細野区Aの記録は1時間28分3秒だった。
第1部の2位は田代区A、3位は角田区だった。第2部優勝は立科町。競技場内で行われたスポーツ少年団ミニ駅伝競走大会では、ハリマオサッカークラブAが優勝した。
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