県立愛川高校では今年度の入学生から、ボランティアやインターンシップなど「学校外の学修」を必修化した。この生徒たちの社会体験活動を支援するため、地域住民などが参加する地域学校協働本部「明日楓会(あすかかい)」が発足。将来の愛川町を担う地域人材の育成を促進する。
同校が必修化した学校外の学修では、ボランティアやインターンシップ、技能検定、大学の公開講座から活動を選択する。技能検定以外では35時間以上の参加などが必要で、長期にわたって社会と触れ合うことになる。
地域課題に取り組む大人の姿を通して、生徒たちにも地域課題に目を向けてもらい、地域の将来を担える人材の育成につなげるという。
5月1日には、同校で生徒に向けた説明会が行われた。同会の運営委員をはじめ、ボランティアやインターンシップの受け入れなどで協力する企業・団体も参加した。
同校の大沢利郎校長は「県立高校では職員の異動も多く、熱意ある人が異動することで活動が途切れることがありますが、地域団体があることで活動が将来にわたって継続できるなどメリットは多いです」と話す。今後は、生徒の体験先の希望を集め、6月から第1期の社会体験学習が開始される予定だ。なお、同校ではボランティアやインターンシップの受け入れに協力してくれる企業や団体を継続して募集している。詳しくは同校【電話】046・286・2871へ。
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