ラビンプラザ(半原公民館)で6月9日、同館自主事業の半原歴史講座が開催された。
この日は、町民ら約30人が参加した。講座では、かつて愛川町半原に拠点を置いた「半原宮大工」が手掛けた半原神社や八雲神社神輿の話から、半原の歴史を学んだ。
講師は、半原宮大工「矢内匠家」14代ひ孫弟子である鈴木光雄さんが務め、矢内匠家の家系図や半原神社の由緒、八雲神社神輿について解説した。鈴木さんは「昭和の時代まで続いた個人の宮大工は数少なかった」「神輿は素材を工夫するなど、担ぎやすいように軽量化が図られていた」などのエピソードを紹介した。
また、会場には矢内匠家に伝わる設計図などが展示され、参加者らは鈴木さんの解説を聞きながら、熱心に見学していた。
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