愛川町職員親睦会が6月30日、田代運動公園前の中津川河川敷で「スポーツごみ拾い」を初めて開催した。町職員や家族ら約70人が参加し、行楽客で賑わう河川敷からごみを回収。重量を競い合った。
スポーツごみ拾いとは、従来のごみ拾いに「スポーツ」の要素を加え、競技にしたもの。新しい奉仕活動の形として近年注目されている。定められたエリアで、制限時間内にチームでごみを拾い、ごみの量などでポイントを競い合う。
関東甲信地方の梅雨明けが発表された直後のこの日は、朝から真夏の日差しが照りつけた。
キャンプやバーベキューで多くの人が訪れる田代運動公園前河川敷はこの日も盛況。競技に参加した町職員らは11チームに分かれ、より多くごみを拾うための作戦を練ってから午前9時に一斉にスタートした。
競技時間の1時間で集まったゴミの総量は約56kg。たばこの吸い殻やペットボトル、食品の包装をはじめ、テントを固定するペグ、使用されず余った木材など、様々なごみが回収された。
初開催の今回は、単独で12kgのごみを集めた「ヘラクレス」チームが優勝した。チーム代表は「河川敷が綺麗になって良かった。子どもたちが頑張ってくれました」と笑顔で感想を話した。主催の町職員親睦会では「地域の課題である河川の環境美化に、我々町職員も貢献することを目的に開催しました。多くの職員が参加して楽しく実施することができ、職員間の親睦を深めることもできるなど有意義な催しとなりました」と話す。
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