「清川村を音楽で盛り上げたい」。そんな若者たちが9月1日、宮ヶ瀬湖畔園地の野外音楽堂で初の「清川Rock Fes in宮ヶ瀬2018」を開催した。主催の実行委員会では今後も継続して開催し、イベントの拡充を目指す。
この日は、野外音楽堂でバンドなど6組が出演。オリジナルソングやヒットソングのカバー曲などを披露した。
音楽堂前の芝生にはテントやフラッグなどが設置され、キッチンカーも出店。参加者は、曲にあわせてダンスしたり、椅子に座ってリズムを取ったり、思い思いに野外での音楽を楽しんでいた。
このイベントは、実行委員会の代表を務める小林大介さんが発案した。小林さんは清川村出身。「せっかく野外音楽堂があるのだから、活用したい」と思い立ち、今年6月から手探りで調整を始めた。
小学生の頃から音楽を始め、高校や大学でもバンド活動をしていたこともあり、仲間や知人などが出演を快諾。手作りのイベントで第1回の開催が決まった。この日は小林さん自身も、ドラマーとしてステージにあがった。「皆、ライブハウスで歌ったことはあっても、野外ステージはなかなか経験がない。今回は最初の一歩。清川村を盛り上げるイベントに育てるために、回数を重ねていきたい」と話す。