清川村の大矢明夫村長(70歳)が9月5日、清川村議会9月定例会の本会議で2019年2月に行われる村長選挙に出馬しない意向を表明した。岩澤敏雄議員の一般質問で回答した。
現在3期目の大矢村長の任期は来年2月28日まで。立候補しない理由については体調の悪化を主な理由にあげ、「3期を限度として次期は出馬しない」と答弁した。現在の任期については務める意向だ。
大矢村長は今年5月頃から体調を崩し、病名は公表していないが、入院や通院を繰り返しながら執務にあたってきた。
後任について具体的に指名はしておらず、「村の発展や村民の幸せを考えられる人に譲りたい」と話した。
大矢村長は1966年に清川村役場に入庁し、助役などを歴任。2007年に村長選で初当選した。道の駅清川開業やクリエイト清川店の誘致など村内活性化に取り組んだほか、村営住宅整備による定住促進、宮ヶ瀬湖畔園地の整備など観光振興にも尽力した。
投開票は2月17日
来年2月の村長選に向けて、清川村選挙管理委員会では9月3日に選挙日程を決定した。
告示は2019年2月12日(火)で、投開票は2月17日(日)に行われる。村内の有権者数は、今年9月1日現在で男性1342人、女性1250人で合計2592人。
清川村長選挙は過去、2015年、2011年と無投票が続いていた。来年の2月は2007年以来の村長選挙となり、今後の動向に注目が集まる(起稿日9月19日)。
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