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愛川・清川 教育

公開日:2018.09.21

ロボットの動きに夢中
第二小でプログラミング授業

  • 的確な指示を入力してゴールを目指す

 愛川町の中津第二小学校で9月6日と7日、プログラミング学習「マインドストームを動かそう」が開催された。

 これは、2020年度にプログラミング教育が小学校で必修化されることを受けて行われたもの。

プログラミング教育とは、コンピュータを動かすためのプログラム技術を学ぶだけでなく、自分が物事を実現するために必要な動作や順序を論理的に考えられるようになる「プログラミング的思考」を育むことが目的。町教育委員会では同校を先行的モデル校に指定し、教員向けの研修会などを実施している。

 今回は、神奈川工科大学創造工学部長の金井徳兼教授を講師に招き、マインドストームというロボットをプログラミングで動かす実践的な授業を行った。

 6日の6年生対象の授業では、タブレット型端末で「前進する」「接触センサーに物が当たったら右に90度回転」など予め動作をプログラミングし、ロボットを動かしてコース上のゴールを目指した。児童たちは、予想外の動きを修正するなど、より的確な指示について思考を巡らせ、試行錯誤しながらプログラミングについて学んだ。

 この授業は同校の4年生、5年生にも行われ、学年に応じて難易度を変えながら行われた。

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