東京工芸大学厚木キャンパス内の、色に関する常設展示を行う「カラボギャラリー」で、第3回企画展が始まった。
今回のテーマは”色を探検する”。光の当たり方で異なる色の見え方を感じたり、著名な絵画の画風を取り込んだプログラムで遊ぶ人工知能を体験したりしながら、色の世界を探究できる。
中でも、同大学の教員が携わる、エジプトの古代壁画をデジタルデータに残すという国際プロジェクトの成果は必見。
企画展を監修した同大学メディア画像学科の森山剛准教授は「例えば古代エジプトの顔料からは、当時の生活様式や神話の世界の色彩が読み取れる。色の背景にある歴史を感じてもらえたら」と話す。
エジプト研究の魁吉村作治氏が講演
10月6日(土)には考古学者の吉村作治氏を招いて「古代エジプトの壁画の色彩」と題した記念講演を開催。午後1時40分から同キャンパス7号館で、事前申込み不要、無料。定員300人。
第3回企画展は2019年4月19日(金)まで。問合せは広報課【電話】046・242・9600へ。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |