愛川町立中津第二小学校5年1組の中村実君が9月22日、三井ショッピングパークららぽーと新三郷(埼玉県)で開催された「GPリーグ ヤマハ発動機プログラミングコロシアム1都3県決勝大会」に出場した。
この大会は、プログラミングの技術を競う小学生の大会。中村君は2年程前にインターネットの動画を見てプログラミングに興味を持ち、ネットを使って調べたり、父親に買ってもらった本で勉強したり、独学で腕を磨いてきた。大会の情報を聞いてエントリーし、テストの結果、県内で12人の選抜メンバーに入った。中村君と同様に選ばれた海老名、横浜、厚木の小学生と4人でチームを組み、8月5日には神奈川工科大学で開催された県大会決勝に挑んだ。
県大会決勝では「スクラッチ」「メイクコード」「ドローン」「ハックフォープレイ」の4種の対決があり、クリアまでの時間などを競い合った。
パソコンを使用してロボットやキャラクターを的確に動かすために、プログラムの正確さや、入力のスピードが勝負のカギとなる。中村君は「メイクコード」の対決で実力を発揮し、チームを県大会優勝に導いた。
9月22日の1都3県決勝大会では、東京、埼玉、千葉、神奈川の各大会を勝ち抜いた5チームが激突。競技は県大会と同様の4種だったが、強豪揃いの決勝戦では一歩及ばず、優勝・準優勝を逃した。「緊張せずに楽しめたけれど、相手はみんな強かった」と中村君。将来の夢は「IT企業を立ち上げてソフトウェア開発」と笑顔で語る。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |