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愛川・清川 社会

公開日:2019.01.01

年頭所感
会員、地域の皆様に寄添える組織造りを目指して
愛甲商工会会長 中村美好

 会員をはじめ、地域の皆様が輝かしい新春をお健やかにお迎えの事と心からお慶び申し上げます。

 昨年は、トランプ大統領が関税を発動し米中関係だけでなく我が国も対米関係において難しい舵取りを迫られていたように思われます。

 国内においては、自然災害が多発し甚大な被害を受けました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 中小企業の景況感は改善傾向にあると言われております。しかし、我々を取り巻く環境は、国内外の混沌とした状況に加えて、人口減少による人材不足の深刻化、経営者の高齢化や後継者不足による事業所の閉鎖など、以前よりも皆様が難しい事業運営をされていると拝察いたします。更に、今年は消費税率引上げによる軽減税率への対応や、新しい元号への変更、働き方改革関連法が順次施行されるなど、更なる対応を迫られていくと思われます。様々な課題に対し、業務プロセスの見直しに伴うIT導入や幅広い業種での多能工化・兼任化は解決の鍵となり、生産性向上にも繋がっていくのではないでしょうか。

 当会は、事業所の皆様が悩まれている問題を解決するため、経営改善普及事業を中心とした伴走型支援を続けて行くと共に、販売・受発注促進対策事業も実施して参ります。併せて、地域総合経済団体としての責任を果たすため、更なる安定した組織造り、加入推進に努力して参ります。会員、地域の事業者、住民の皆様には、商工会活動に対する一層のご支援をお願いし、未加入事業所、新規創業の皆様には、お気軽に当会をご利用いただき、ご加入をお願い致すところであります。皆様方のご健勝と更なるご活躍を心から祈念申し上げご挨拶とさせていただきます。

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