愛川中学校美術部の生徒が2018年12月22日、愛川町田代の中津神社に大絵馬を奉納した。
これは、同神社が神社本庁の神社振興強化対策モデル神社に選ばれたことをきっかけに始まったもの。2013年の「巳」から始まり今回の「亥」で大絵馬は7枚となった。
大絵馬は左右が約180cm、上下約90cm。親子の可愛らしい猪が描かれている。同部では昨年10月から生徒12人が協力して、作業を分担しながら大絵馬を仕上げた。
奉納式が行われたこの日は、拝殿で生徒や甲賀裕樹宮司らが参加して厳かに神事が執り行われた。甲賀宮司は「温かみのある親子の猪の絵を描いていただきました。毎年素晴らしい絵馬で、本当にありがとうございます」と感謝の言葉を話した。
奉納された大絵馬は同神社の鳥居に飾られ、参拝者の目を楽しませている。今後は五穀豊穣を願って2月11日(月)に行う「春祭」まで鳥居に飾られるが、その後は拝殿に奉納され、通常は見ることができない。
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