愛川地区まちづくり協議会(小島信男会長)が1月25日、ラビンプラザ(半原公民館)で新春講演会を開催した。
同協議会は、愛川・田代の住民や団体らが中心に組織する有志団体。町づくりに関する意見交換会などを定期的に行っており、2018年11月には、町が進めている観光産業連携拠点づくり事業について要望書を提出した。毎年1月に新春講演会を開催しており、この日は会場に町民ら約40人が集まった。
講演では、愛川町を流れる中津川の「仙台下河川敷」で環境整備などの活動を行っている中津川仙台下クラブの沼田彰代表が講師となり、日頃の活動について語った。
沼田さんは「整備の手が入らなくなったことで、川原に木が生い茂り、怖くて近寄れない状態だった。これを『何とかしたい』と思った有志でクラブを結成した」と、活動の発端を紹介。河川を管轄する神奈川県に掛け合い、川原に重機を持ち込んで荒れた土地を整備し、子どもが遊べる小川を作るなど、綺麗な広場を作るまでの状況をスライドの写真で解説した。
また、現在の活動として、菜の花やヒマワリ、ざる菊など季節ごとの花畑プロジェクトや、米作り、ボランティアの受け入れ、水洗トイレの設置なども紹介した。
参加者からは「このように幅広く活動している団体があることを初めて知りました。愛川町の良さを再発見した思いです」との感想があがった。同協議会では「今後も町との意見交換会や講演会など、イベントに力を注いでいきたい」と話す。
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