横須賀・三浦 社会
公開日:2025.07.25
横須賀市×高校生
仮想空間で政策立案体験
若者のキャリア教育に主眼
横須賀市は、インターネット上の仮想空間である「メタバース」を活用し、高校生に政策立案体験をしてもらう協働プログラムを始動させた。バーチャル空間に「はたらく課」を設置し、市内在住の高校生がまちづくりをテーマに学びを深める。市職員や外部講師などの助言を得ながら、答えのない問いへの課題解決能力を養成し、キャリアアップにつなげていく。
市担当者は「課題に対して、どのように対応策を練り、アイデアを出すのか。過程の学びを大切にしてもらえたら」と狙いを話している。
発言しやすい空間
今年度のテーマは、「関係人口の増加」。参加者は、9月6日(土)のキックオフイベント後、市の職員などを交えた4〜5人ほどのチームを編成する。2026年2月までにビジネスマナー講座や起業家とのセッションなどを月に1回程度実施。柔軟な発想力や思考力を醸成し、テーマに沿った政策提案を行う。
講義の間で(株)RePlayce(東京都)が提供するバーチャル空間を用いてチームごとに会議やグループワークなどをしてもらう。市の担当者は「若い世代はデジタル領域になじみがある。仮想空間を用いることで、よりフラットな意見交換を行いたい」と期待を込める。
マネジメント能力養成
同事業の主眼は高校生のキャリアアップ支援だが、市職員がチームに加わってアイデアをブラッシュアップしていくことで、マネジメント能力向上にも寄与していくという。
同事業は今年度から3カ年実施予定。市は現在参加する市内在住・在学の高校生を募集中。定員は20人で参加無料。締切は8月25日(月)。詳細は「横須賀市 はたらく課」で検索する。
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