横須賀・三浦 教育
公開日:2026.10.09
横須賀米海軍基地で異文化理解 日米両視点のアイデア光る 市内中高生が「横須賀土産」考案
日本とアメリカの中高生が交流し、お互いの文化や考え方について学ぶ「SEEDプロジェクト」が10月3日・4日の2日間、横須賀米海軍基地内の「Kinnick High School(キニック高校)」で行われた。そこに通うアメリカ人生徒と市内の日本人中高生それぞれ約20人が参加し、お互いについて理解を深めた。外務省、米国国防省教育部(DoWEA)、横須賀市の共催で、横須賀基地では2022年から毎年開催されている。
日米混合で土産提案
今回は「仲間と友好」をテーマに、ミニゲームやプレゼンテーションなどをすべて英語で実施。メインとなったのは、日米生徒混合のグループに分かれて「日米の観光客を対象にした横須賀土産のデザイン」を提案する発表だ。生徒たちは、横須賀名物のカレーと猿島をモチーフにした「モンキーカレー」や、「スカジャン発祥の地」にちなみ、桜と海を大胆にあしらったリバーシブルのスカジャンなどを考案。同校のハル=ウォルシュ校長など、基地内の教育関係者に発表した。
横浜市の高校に通う会田育永(やすはる)さん(横須賀市衣笠在住・1年)は「外国文化を学ぶことが好きで参加した。地域では当たり前のものが土産品のモチーフになるなど、地元住民の自分にはない発想が新鮮だった」と振り返った。浦賀中2年の新井かんなさんは、普段入れない基地について「市内であることを疑ってしまうほど海外の空気だった。身近な場所にアメリカの街がそのままあることに驚いた」と2日間限定の体験を楽しんだ。
同企画の担当者は「文化を超えた友達作りの『種』になれば」と話した。生徒たちはSNSを交換し合うなど、今後のつながりも見せた。
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