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横須賀・三浦 社会

公開日:2026.10.10

長沢駅前 サンカフェ広場 「人が人を呼ぶ」循環の輪 評価 内閣府社会参加章を受章

  • 上地市長からサンカフェ広場運営陣に賞状と楯が授与された

    上地市長からサンカフェ広場運営陣に賞状と楯が授与された

 高齢化が進む横須賀市長沢地域で、住民が気軽に寄り添える場所として2016年から活動を始めたボランティアによるカフェ「サンカフェ広場」(グリーンハイツ3の1の9)が内閣府の社会参加章を受章した。10月7日に同市役所で表彰式が行われ、上地克明市長から三澤幸子代表に表彰状が手渡された。

 同章は、長寿社会で生き生きと充実した活動を行う高齢者を中心とした団体を全国に紹介しようと内閣府が設けているもの。同カフェは誰もが安心して過ごせるコミュニティカフェとして、地域住民の交流を支えてきたことが評価された。

地域住民の協力で発展

 活動の特徴は、単に飲食を楽しむ場にとどまらない点にある。カフェの営業に加え、大人のぬり絵やフラワーアレンジメント、包丁研ぎなどの講座を実施。地元住民がそれぞれの特技を持ち寄って運営している。

 地元商店会も活動を支えてきた。当初は長沢サンリヴ商店会会長の佐藤学さんが営む酒場「縁」のスペースを間借りする形で開始。地域の理解と協力を得ながら、現在は商店会の空き店舗を活用した常設型へと発展させた。口コミなどで評判が広がり、久里浜などの遠方からバスを使って訪れる人もいるという。

心晴れる場所

 同カフェ誕生の背景には、地域の高齢化や一人暮らしの増加がある。三澤代表は「来店者の中には一週間ぶりに声を出したという人もいる」と話す。「お元気ですか」「今日は暑いですね」といった何気ない声掛けを大切にしているという。

 身近な人を亡くした悲しみを抱えて訪れる人も、運営メンバーは話を聞きながら一緒にお茶を飲み、時には笑い合う。「帰る時に『少し気が軽くなった』と言ってもらえることが、私たちのやりがい」と三澤代表は微笑む。

 上地市長は「皆さんの明るい活動が地域活性につながっている」と感謝を述べた。メンバーは「自分たちも楽しんでやっている。それが大事」と長年にわたる活動を振り返った。

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