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葉山ハートセンター 10月から「妊婦健診」スタート 田中江里院長に聞く
2000年5月の開院以来、主に循環器疾患に関する先進的医療を提供してきた「葉山ハートセンター」(葉山町下山口1898の1)が10月から、妊婦健診をスタートさせた。17年6月に着任し、様々な改革を進める同院の田中江里院長にその意図について聞いた。
――就任時に打ち出した「葉山リバイバルプラン」の進捗を教えて下さい。
「まず進めたのは1次救急の受け入れです。葉山町では高齢化が進む一方で1次救急を受け入れる医療機関がありませんでした。そこで救急医を採用して受け入れ態勢を整え、現在では月に100件近い救急患者さんを受け入れています。また内科入院を積極的に受け入れ、がん末期の方、レスパイト入院も行っています。加えて素晴らしい眺望を生かした人間ドックの充実も図ってきました」
――女性を対象とした医療も充実させています。
「若い女性、特に働いている方などはなかなか人間ドックを受ける機会が少ないうえ、婦人科系の検査や乳房の検査を受けることには抵抗があります。そこで当院では、若い女性を対象に婦人科疾患や性感染症などの検査をセットにした『プレコンセプションケア』というドックプランを用意しました。こちらは昨年、女性が開発に貢献したサービス商品を表彰する『神奈川県なでしこブランド』にも認定されています」
――妊婦健診もこうした取り組みの一環ということでしょうか。
「葉山町には分娩施設のある医療機関がなく、出産を控えた方は鎌倉や逗子、横須賀など近隣の医療機関へ行くしかありません。自宅の近くで相談できる医師がいれば心強いと考えました」
――利用の方法は。
「対象となるのは妊娠初期から妊娠後期までの方です。毎週水曜日に行いますが火、木曜日には隔週で婦人科外来、婦人科健診も実施しています。妊娠したかもと思ったり、里帰り出産でどの医療機関に行ったら分からない方、婦人科の問題を心配される方などまずは電話でご相談下さい。また出産や緊急時にはグループ病院の湘南鎌倉総合病院や湘南鎌倉バースクリニックと連携し、万全の体制を整えています」
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現代医学と中医学中医学ってなに?3月29日 |