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小児訪問歯科診療を開始 「子どもにも在宅で必要な歯科医療を」 取材協力/葉山こどものための歯医者さん
葉山町長柄にある「葉山こどものための歯医者さん」が、小児在宅訪問診療をスタートした。
呼吸器や胃ろうなどの医療的ケアや障害を背景に、寝たきりや車いす生活で移動に不自由な子どもの家庭を訪問し、歯科診療を行う。担当するのは神奈川県立こども医療センターで10年にわたり、重症心身障害児の歯科診療に当たってきた佐々木康成院長とスタッフ。「これまでの経験を活かし、地域でこども達と家族が安心して過ごせる環境に寄与したい」と笑顔で話す。
地域に貢献
佐々木院長は2020年、同院に着任。「医療センターから地域へ移行するこども達が、近くに通える歯科医院が少ないため困る様子を見てきた」と準備を進めてきた。「お口は感染や栄養の窓口。病気・障害をふまえ、早い時期から口の健康予防や機能の評価・訓練を行うのが重要。健康に重要な”食べる・のみこむ(嚥下)”機能の促進を図ります」
佐々木院長を含め3人程度のチームで訪問。嚥下造影検査機器も所有するメディスタイルグループ・同訪問診療部や逗葉歯科医師会、訪問看護ステーションや大学病院、こども医療センターとも連携。歯科医科の両面でサポートに寄与する。「クリニックへの通いづらさやお口のことで気になることがあれば、気軽にご相談下さい」と呼び掛けている。
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現代医学と中医学中医学ってなに?3月29日 |