茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2022.01.14
商業施設では融雪剤散布など対策
茅ヶ崎も真っ白な銀世界
関東南部でも広い範囲で大雪に見舞われた1月6日、茅ヶ崎市内全域でも積雪が確認され、降り積もる雪とともに白銀の世界が広がっていった。商業施設では出入口付近に融雪剤を散布し早めの対策を行うなど、市内の状況をまとめた。
横浜地方気象台が5日夕方に発表した、雪に関する県内の気象情報によると、6日昼前から雪や雨の予報が出されており、予想通り市内では昼頃から雪が舞い始めた。
商業施設では早々に対策を始め、ラスカ茅ヶ崎では、屋上庭園を終日閉鎖したほか、出入口に融雪剤を散布。イトーヨーカドー茅ヶ崎店やイオン両店も融雪剤の散布を行った。
また、3施設で構成されるブランチ茅ヶ崎では、融雪剤散布のほか、各施設をつなぐ連絡橋を凍結の恐れがあるとし、通行止めにした。
積雪が進むと、滅多に見ることができない雪景色を写真に収めようとカメラ片手に出かける人の姿も多く見られた。
高砂緑地(東海岸北)内の日本庭園の一角に建てられた茶室・書院「松籟庵」を訪れた近所に住む88歳の男性は、「茅ヶ崎でこんなに雪が降ったのは数年ぶりじゃないかな。滅多に見られないから今日の景色はいいね」と、雪化粧をする庭園を撮影していた。
救急搬送は2件
市防災対策課によると、自宅玄関先で転倒した70代男性と路面凍結による転倒で頭部に軽傷を負った40代男性計2人が、雪の影響で救急搬送されたという。
茅ケ崎警察署への事故報告などはゼロだった。(ともに1月6日〜7日午前11時まで)。
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