語りグループ「湘南シレーネ」が7月7日、北マケドニア共和国の駐日大使・ゴランツェコフさんに、北マケドニア民話の紙芝居(日本語版)3作を寄贈した。紙芝居は、民話普及のために発行された英語版の絵本を参照の上、日本語版の朗読台本を制作し、挿絵をつけたもの。今後、同国のさまざまなシーンで活用されるという。
活動のきっかけは、2018年の市民文化祭開会式。出席した当時の臨時代理大使が、茅ヶ崎の工芸造形展や紙芝居『河童徳利』を鑑賞した際に「マケドニアにも民話があるが、紙芝居はない」と話したことを受け、湘南シレーネが文化交流のために紙芝居を作ることになった。
コロナ禍の中、メンバーはオンラインで日本語版台本を制作。挿絵の担当者や装丁デザイナーなどのボランティアとともに紙芝居を仕上げ、今回、3年越しでの寄贈となった。
また、この台本や挿絵をもとに市2020実行委員会が小冊子を制作。冊子は市内図書館や市立小学校図書室で、紙芝居『二人の王様』『黄金のりんご』は市立図書館で借りることができる。湘南シレーネのメンバーは「子どもはもちろん、大人も楽しめる内容なので、ぜひ図書館で手に取って」と語る。
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