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茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2025.09.12

女子学童軟式野球
橋口綺音さん 主将で躍動
県選抜を全国準Vに導く

  • (上)決勝で放った3塁打。(下)試合前にフェアプレー宣言をした橋口さん=家族提供

 岡山県で8月に行われた「NPBガールズトーナメント2025全日本女子学童軟式野球大会」で、県選抜チーム「YAMAYURI」(ヤマユリ)が準優勝した。茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校で活動する「新町グリーンファイターズ」と女子学童チーム「アザレア」に所属する橋口綺音さん(茅ヶ崎小6年)は同チームの主将を務め、バットでも快進撃をけん引した。

 橋口さんは2、3回戦に先発出場。「守備から流れをつくり攻撃でどんどん点を取ろう」と積極的に臨んだが、力みからか4打数3三振。しかしベンチスタートとなった準々決勝の埼玉戦では、代打で3塁打を放ち勝利に貢献した。

 決勝の大阪戦でも3点を追う5回、1死から代打で登場すると反撃ののろしを上げる3塁打でチームを鼓舞し、一時は1点差まで詰め寄った。最終回に5点を奪われ試合巧者の大阪に軍配が上がったが、見事準優勝となった。

 「あきらめない、投げ出さない、くじけない、失敗を失敗で終わらせない」を合言葉に、選手一丸となって戦ってきた同チーム。橋口さんは「『県選抜の主将』のプレッシャーは大きかったが、皆が支えてくれて感謝している。私も同じように所属しているチームを支えて優勝を目指したい」と今後の目標を見据えた。

「家族全員で頑張った」

 応援に駆けつけた父の隼人さんは「親としては『チームは準優勝だったが、主将としては優勝だよ、よく頑張った』と言ってあげたい」と労いの言葉を掛けた。ヤマユリの保護者会長を務めた母の翔子さんは「家族全員で頑張り抜いた大会だった」と振り返った。

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