「今までにない寒高を」 高校野球県大会 初戦は17日
いよいよ高校球児たちの熱い夏がやってきた-。
7月10日(日)から開幕する「第93回全国高等学校野球選手権・神奈川大会」。寒川高校は17日(日)午後1時30分から、藤沢八部球場で茅ヶ崎北陵高校とアレセイア湘南高校の勝者と対戦する。
部員数はギリギリ、今年の春までは助っ人の力を借りて試合に出ていたという同校野球部。今年4月に1年生が12人入部し、1年ぶりに部員だけで試合に臨むことができる。「1年生もレギュラー入りしている若いチームなので、まだ伸びしろはある。点を取るために何をすべきかを各自が考え、行動できるかが今後の課題」と大木剛志監督は話す。初戦は茅ヶ崎勢。練習試合などでも良く知った相手だ。主将を任される佐藤翔選手(2年)は「1、2番が稼働すれば、試合になる。守備を固めて、ノーヒットで1点取れるようにしていきたい」と話す。目指すは過去最高の5回戦。「今までになかった寒高を見せたい」。意気込みを見せる。
唯一の女子部員である遠藤優美選手(3年)にとっても、これが最後の夏。当日は記録員として仲間の活躍を見守る。遠藤選手は「1年生が入ってチームに活気が出た。悔いなくやって欲しい」とエールを贈った。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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