かねてから2014年度中に開通とされていた圏央道(さがみ縦貫道)寒川北インターチェンジ(IC)〜海老名ジャンクション(JTC)間が、当初の予定通り3月8日(日)に開通することが決まった。当日の開通時間は未定。
昨年の6月には東名高速と中央道が圏央道によって結ばれるなど、周辺道路の整備が進んでいたが、今回の開通区間が最後となったのは、新幹線を跨ぐ区間の工事が時間をかけて慎重に行われたため。2年前に開通した寒川北IC〜茅ヶ崎JCT間は東名と結ばれていなかったため、交通量は著しく少なかった。今回の開通によって湘南地域住民にとって待望の直結道路の誕生となり、新湘南バイパスとの連動で移動時間の大幅な短縮が実現しそうだ。寒川北IC〜東京IC(東名)の通常料金は1240円となっている。
国土交通省中日本高速道路株式会社の記者発表資料によると、湘南エリアからの主要観光地への所要時間の目安は、日光方面が3時間10分(都心通過ルートで4時間30分)で、1時間20分の短縮。軽井沢方面が2時間50分(都心通過ルートで4時間10分)で、同じく1時間20分の短縮。圏央道の利用で所要時間が大幅に短縮されることがわかる。
圏央道は、このあと東北道、常磐道、東関道方面にまで延伸予定で、逆方向の新湘南バイパス方面は、2020年度には横浜港エリアまで延伸する計画だ。
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