寒川町内17軒の農家で栽培されているスイートピーは、寒川町の特産品に指定され、卒業シーズンには広く重宝されている。立春とともに出荷シーズンを迎え、今年の状況を北昌農園(宮山)の北村昌徳さんに聞いた。
北村さんは妻の美代子さんと2人でスイートピー栽培を行っている。当初はカーネーションを栽培し、その後しばらくスイートピーと両方を栽培していたというが、近年はスイートピー1本に。自宅横にある温室内ではピンクや紫の花が目立つが、美代子さんが「薄いピンクの花びらが好き」というフラミンゴなど、7種類の花々が出荷を待つ。
「昨秋に天候不順がありましたが、ここまで概ね順調です。地球温暖化の影響でしょうか、対応が難しいですね」と昌徳さん。常にベストを尽くして花を育て上げてきたが、「さらに良いものを作りたい」という欲求は絶えることがないようだ。「生涯現役で、健康第一にやっていきますよ」と笑う72歳の昌徳さん。今年も多忙なシーズンを迎えようとしている。
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