横浜DeNAベイスターズの倉本寿彦選手(寒川シニア出身)に復調の兆しが見えてきた。横浜では44年ぶりにルーキーで開幕戦のショートで先発出場。即プロ初ヒットを放つなど順調にスタートを切った。
しかし、その後は好調なチーム成績とは逆に打率は1割台に低下。掴みたい定位置を飛雄馬選手や白崎浩之選手に譲る機会が増えた。倉本選手は「今は我慢の時。チャンスをもらった時に力が発揮できる準備をしたい」と前を向き、試合前後には日課にする打撃練習でひたすら自身が貫くフルスイングと向き合った。 そして10試合ぶりに先発に戻った4月30日の広島戦(マツダスタジアム)。エース・前田健太投手からタイムリーヒットを含む今季二度目の1試合3安打を放ち復調をアピール。「試合を外から見ることで新たな発見もあり、試行錯誤の時間にあてられている」とその後も出番に備え、迎えた5月10日。新潟の地で”ハマの一本足”のバットが火を噴いた。同点で迎えた8回、一死満塁で3・4月の月間MVP巨人、高木勇人投手の直球を振り抜いた打球はライト前へ。これがチームの首位をキープする貴重な決勝打となり、初のお立ち台に上がった。
故郷のシンボルともいえる桑田佳祐さんの「波乗りジョニー」を打席のテーマ曲に使用する背番号5。そのアップテンポなリズムに合わせさらに波に乗っていくつもりだ。5月12日起稿。
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