神奈川県ミニバスケットボール連盟主催の秋季湘南地区予選で、「旭」が男女ともに県大会出場を決めた。アベック出場は3回目で、県大会出場4ワクを寒川勢2チームが占め、寒川町のバスケ熱の高さを示す結果となった。
男子チームは主力を6年生8人で形成するが、高身長選手が少ない。その分、走りまくって最後まであきらめないプレーが信条。「スーパーエースはいないが、全員バスケで戦える」と酒井明美コーチはチームの仕上がりに満足そうな表情。
一方の女子チームは6年生が不在で、なんと5年生だけで県大会行きを決めるという快挙。「6年生がいないチームが県に行くのは寒川では初めてではないでしょうか。今後が楽しみです」と長田毅コーチ。
「できればベスト4、まずは1回戦突破」と県大会への抱負は男女とも同じ。お互い隣のコートで練習しながら刺激し合い、最良の結果を導き出す構えだ。
最近のミニバス事情
昨年も県出場4ワクのうち3チームを占めた寒川勢。寒川町では小学校単位でチーム編成を行っているが、関係者の話によると、他の市町村は合同チームが多いという。それも高校野球などとは事情が違い、有力選手だけを集めたスーパーチームが編成されるケースが多いという。バスケ人口の少なさが一つの要因だが、そんな中で単独チームを編成し、しかも強いというのは、長年にわたる寒川町のバスケ関係者の努力の賜だろう。7月にはプロチームを招いて初の駅前バスケイベントを開催するなど、町のバスケ熱は上昇するばかり。今後の展開が注目されるところだ。
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