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中瀬に子どもの居場所 空き家対策 社協の協力で

社会

掲載号:2017年5月26日号

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実家を『子ども食堂』として開放した吉田陽子さん
実家を『子ども食堂』として開放した吉田陽子さん

 中瀬の空き家を利用して子どもの居場所として機能する『子ども食堂えんがわ』が今年1月に開所。毎月1回の開催で口コミを中心に利用者が増えてきた。当初は南小学校エリアを対象としていたが、いまでは寒川の全エリアから子どもたちが集まれるようになった。

寒川にも『子ども食堂』

 全国で耳にするようになってきた『子ども食堂』だが、同所の運営団体『縁が和』の吉田陽子代表(岡田在住)は「子どもたちが楽しく、のんびり集まって交流できる場所にしていきたい。子どもも付き添いの大人も一緒にご飯を食べられるように」と話し、子どもの居場所提供だと強調する。栄養士の資格を持ったスタッフなど7人で対応する。

 毎月第3土曜日の午前11時30分から午後3時まで実施しており、子ども200円、おとな300円で食事提供のほか遊び場として開放している。

 5月まで5回の開催を終えたが、学童保育などでの告知で最初は1組から始まり、2組、3組と増え、終わったばかりの5月開催では、リピーターとなってくれた子が友だちを連れてくるなど、参加人数が10人を超えたという。

 利用している空き家というのは、実は吉田さんの実家のこと。3年前に居住していた母と兄が相次いで亡くなり、空き家となった実家の利用方法を模索していたという。そんなとき、寒川町社会福祉協議会に相談すると『子ども食堂』の提案を受け、話はとんとん拍子に進行。「子ども食堂をやりたくても、場所がなくて断念するケースが多いそうです。社協さんのご協力がいただけて助かった」と吉田さん。昨年の6月から準備に入り、半年後の今年1月にオープンにこぎつけた。

ボランティア仲間と

 吉田さんは点訳ボランティア、ピーターパンクラブ、社協サポートなどのボランティアで約20年社協と関わり、今回のスタッフもボランティア仲間に声をかけ、みんな快く応じてくれたという。「スタッフに恵まれました。みんなで意見を出し合って、ゆっくりとやっていきたい」と吉田さん。寒川の小学校区5つのすべてに『子ども食堂』が出来てくれることを夢見ている。

 住所は中瀬24の21。次回は6月17日(土)に開催される。なお、食事は数に限りがあり、なくなり次第終了とのこと。問合せは吉田さん【電話】0467・75・5447へ。

 また、近隣の高齢者の憩いの場になればと、毎月第4木曜日、午前10時から午後3時まで『ヨシさんちの縁が和』という名で同所を広く開放している。こちらも地域の居場所として誰もが気軽に集える場にしていきたいという。参加費は100円。お茶の用意も。
 

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