川崎市とどろきアリーナで10月14日に開催される「第5回全日本小中学生ダンスコンクール」(主催/朝日新聞社)に、8月に行われた東日本大会を勝ち上がった茅ヶ崎市の2チームが出場する。全国の大舞台に挑むのは、緑が浜小学校ダンスクラブ「J_STAR」と、寒川在住メンバーも多い十間坂のエアロビスクールB・エキサイティングの「三丸大サーカスfrom B」。
同大会は、ダンスを通じて小中学生の健やかな体づくりと、気持ちを一つにして頑張る姿を応援しようと開催されている「リズムダンスの祭典」。表現力や技術力、作品を構成する力などが総合的に評価される。全国大会には東日本、西日本、東海、九州の各ブロックで金賞を獲得したチームのみが出場でき、両チームは動画による予備審査を経て8月10日から12日に開催された東日本大会に出場してダンスを披露し、それぞれ金賞に選ばれた。
「全員ダンス」で金賞を
茅ヶ崎・寒川の小2〜中2の18人がメンバーの「三丸大サーカスfrom B」。東日本大会では5年連続の金賞で、全国出場も5回目。これまでは中学生部門と小学生部門に1チームずつエントリーしていたが、今回は全国大会を見据え、初めて2チームを統合した1チーム体制で大会に臨んだ。
息揃え高度な技を披露
東日本大会では、夏の甲子園のテーマソングとしておなじみの『栄冠は君に輝く』に合わせたダンスを披露。メガホンを手に、スタンドから高校球児を応援するチアガールをイメージした動きから「ヘリコプター」などの難易度の高い技を一糸乱れぬ動きで決めてみせて会場の驚嘆を誘った。
全国大会を1カ月後に控え、リーダーの倉本理梨(りり)さん(萩園中2年)とサブリーダーの内田陽向子(ひなこ)さん(今宿小6年)は「メガホンの扱いや全員で動きを合わせることに苦労したけれど、毎日のレッスンとその後の自主練で形にすることができた」と東日本大会までを振り返り「全国では笑顔で、全力で、楽しく、ノーミスで演技をして、みんなが舞台から笑顔で降りて来られるように頑張りたい。目標は金賞」と力強く意気込みを語った。
指導者の三丸美香さんは「体格やダンスのレベルが異なるメンバーが動きを合わせるには相当の練習が必要。チーム一丸となった『全員ダンス』で乗り越えて、ぜひ金賞を獲得してほしい」と期待を寄せた。
出場メンバー紹介
倉本理梨(萩園中2年)、内田陽向子(今宿小6年)、品川舞(旭が丘中1年)、佐藤美潤(みう)(鶴嶺中1年)、三留愛未(まなみ)(寒川小6年)、柏谷陽向(ひなた)(西浜小6年)、水野有優海(あゆみ)(梅田小6年)、倉本佳来(かこ)(今宿小5年)、三留亜裕(あゆ)(寒川小5年)、渡辺こころ(香川小5年)、野村妃羅(きら)(鶴が台小5年)、品川瑠(るい)(小谷小5年)、福地璃子(りこ)(旭小5年)、野村花凪(かな)(小谷小5年)、山本心渚(ここな)(香川小3年)、新井和紗(なぎさ)(南小3年)、渡邉紗弥(さや)(香川小2年)、安江葵(はる)(南小2年)
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