寒川版 掲載号:2018年2月23日号
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寒川の湧水は減少傾向 さむかわエコネットが調査

社会

大山踏切横の遊水地では清掃作業を行った
大山踏切横の遊水地では清掃作業を行った
 さむかわエコネットでは、平成25年から寒川町環境課と一緒に「寒川町湧水調査」を実施している。今年度も12月26日に実施し、その調査結果がまとまった。

 寒川町内の湧水地は15ヵ所。湧水の定義は、地下水が自然状態で特定の流出口から地表面に流出、もしくは地表水に流入するものを指し、しみ出し程度のものは含まない。湧水群については、原則として流出口それぞれを1件として計数している。5年前の初回調査では11件だったが、調査地の付近で新たに流出を確認した事案などが出て、4件増えた。

 湧水地点は半数以上が岡田の私有地で、一番西が寒川神社の難波の小池で、東が越の山東側の丘陵傾斜地。調査に当たった中門吉松さんは「私有地が多く、それぞれ調査にご協力いただき助かりました」と話している。今年度の調査のまとめとしては、全体的に湧水量は前年に比べて減少傾向で、宮山緑地に溜り水はあるが湧水によるものかは確認できなかったという。私有地の湧水については、年度ごとの変化が多く見られるそうだ。

 さむかわエコネットは発足から11年。スローガンに「目久尻川に鮎が遡上し、カワセミが飛び交い、ホタルが舞う川にしよう」を掲げ、春には鮎が遡上し、年間を通してカワセミが飛び交う自然豊かな環境が戻ってきたという。ホタルの幼虫の放流も行い、2年前から僅かだがホタルが舞う環境が戻ってきた。

 ホタル復活とともに立ち上がった「湧水調査」。都市化の進行で湧水の減少や湧水地点のゴミの散乱などが見られることから、試験的な清掃作業を行うことになった。2月8日にはJR相模線大山踏切横の湧水地点で清掃作業を実施。数日後には小鳥が水場に訪れる姿が目撃されるなどの効果も。今後も年に2回程度の清掃活動を予定している。

 問合せは環境課【電話】0467・74・1111へ。

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