非営利の住みよい町・さむかわにする会が主催する文化イベントには、春の映画会や秋の音楽会、不定期ながら著名人による土曜講座、読書好きが集まる「おちょぼぐち」、わくわく英会話、マナー講座、満月の日に生老病死を考える「満月塾」等があるが、今回のIIISコンサートのメインゲストは盲目のピアニストで、幾多の世界的なピアノコンクールで優勝経験のある梯剛之(かけはしたけし)氏。
生後1ヵ月で病気による失明。4歳からピアノを習い始め、小学校卒業後にはウィーン国立音大準備科に入学。音楽家一家のDNAを引継ぎ、独自の演奏を展開する。
世界各地で行われる演奏会でピアノ演奏をする傍ら、梯氏には世界の子どもたちに、音楽の素晴らしさを伝えたいとの強い想いより、「子どもに伝えるクラシック」活動をしている。
光を感じる事が出来ないピアニスト梯剛之氏は、クラシック音楽を通して、生きる道に光とやさしさを伝えたいと言う。これは、子どもたちの情操教育に寄与するだけでなく、身体に障害を持ち苦しんでいる人々、災禍に心傷ついている人々に心を寄せ、共に生きる道に光を見出すきっかけ創りを目指している。
梯氏はここ寒川の自然が大好きで、空気や水、そこに生活する人々のふれあいに感動しているからこそ、2年続けての演奏会が実現した。1週間後に同じ構成で東京文化会館での演奏会(前売券4000円)が予定されている。これらのことからも寒川町や周辺住民にとって、梯氏からの嬉しい贈り物といえるだろう。
自然を愛し、人との心のつながりを大切にする強い想いを胸に、9月1日(土)、午後1時30分から寒川町民センターホールで弦楽四重奏のアンサンブル☆ステラと共にショパンの名曲の数々を演奏する。「ピアノってこんな音がするのかぁ、と再発見するかも知れません。そして、もう一度聴きたいなぁ、と思わずにはいられなくなりますよ」と主催者側では話している。
前売券販売所
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